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24節気

二十四節気【春分】3月20日~4月3日(2025年) #2

二十四節気【春分】3月20日~4月3日(2025年)

心身のバランスを整える健康的な暮らし

3月20日から始まる「春分(しゅんぶん)」は昼と夜の長さがほぼ等しくなる節気で、本格的な春の訪れを感じる時期です。

自然界では陽の気が強まり、冬の間に溜め込んだものを手放し、新たなエネルギーを取り入れる季節です。一方で、東洋医学では「肝」の働きが活発になるとされ、感情の揺らぎやストレスを感じやすくなります。

春分に合わせたホームケアで免疫力を高め、心身ともにリフレッシュしましょう。

 

感情の揺らぎに気をつけて

春は五臓のうち、「肝(かん)」が活発化する季節。「肝」は、気や血の巡り、感情のコントロール、解毒作用にかかわる重要な動きを担っています。

春分の頃は、気温の変化や環境の変化により、ストレスヤイライラを感じやすくなることも。「肝」の調子を整えることで心も体も安定しやすくなります。

 

春分の食養生 春野菜でデトックス

食事では、春野菜(菜の花、せり、ふき、たけのこなど)を積極的に取り入れると、体内の巡りをサポートします。

苦みのある食材は、解毒を助け、冬に溜め込んだ不要なものを排出する手助けをしてくれます。

また、暖かくなるとはいえ、冷たい飲み物の摂り過ぎには注意し、常温の水や、温かいお茶を選びましょう。

養生レシピ☆春キャベツとあさりの酒蒸し

材料:春キャベツ…1/4玉(ざく切り) あさり(砂抜き済み)…200g 酒…50ml 生姜(薄切り)…1片 醤油…少々

  1. フライパンにキャベツ→あさり→生姜の順で重ね、酒をふりかける
  2. 蓋をして中火で蒸し煮にし、あさりの口が開いたら火を止める
  3. お好みで少しだけ醤油をたらして 器に盛りつけて完成!

あさりは「肝」に良いとされる食材。キャベツの甘味で心もほっと。

 

春の巡りをよくする生活習慣

この時期に意識したいのは、「巡り」をよくすること。適度な運動や深呼吸を取り入れ、ストレッチや軽い散歩で血流を促しましょう。

特に、朝の光を浴びることは自律神経を整えるのに効果的です。夜更かしを避け、睡眠の質を高めることも、春を快適に過ごすためのポイントです。

アロマを取り入れるのもリラックスに役立ちます。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像

 

心と体を整え、軽やかな春へ・・・

春分は新しいエネルギーを迎える大切な時期。自然のリズムに寄り添いながら、心と体を整え、軽やかに過ごしていきましょう。

季節の変わり目は無理をせず、心地よいペースで生活を整えることが大切です。少しずつ春の空気を楽しみながら、

自分に合ったリフレッシュ方法を見つけてみてください。

Image by u_ocknzmxfrt from Pixabay