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二十四節気【啓蟄】3月5日~3月19日】(2026年)

二十四節気【啓蟄】3月5日~3月19日】(2026年)

土の中の命が目を覚ますころ

啓蟄とは、冬のあいだ土の中で静かに眠っていた虫たちが、春の陽気に誘われて動き始める時期のこと。

2026年の啓蟄は3月5日から。

やわらかな日差しが少しずつ増え、空気の奥に春のにおいを感じるころです。

雨水でゆるみ始めた大地は、さらに温もりを帯び、内側から生命の気配が満ちていきます。

自然界では確実に「目覚め」が始まっています。

私たちの心と身体もまた、冬の静けさから活動へと切り替わるタイミング。
「何かを始めたい」「外へ出たい」
そんな前向きな衝動が芽生えやすい一方で、気温差や気圧変化により、自律神経が揺らぎやすい時期でもあります。

 

春本番へ向けた心身の整え方

啓蟄は「動き出すエネルギー」が高まる季節。
けれど、急にがんばりすぎると、のぼせ・イライラ・頭痛・眠りの浅さなどがでやすくなります。

大切なのは、
「ゆるやかに動かす」「巡らせながら整える」こと。

◆身体を整えるポイント◆

朝はカーテンを開け、太陽の光を浴びて体内時計をリセット

・肩甲骨や股関節をゆるめるストレッチ
・深い呼吸を意識し、胸をひらく時間をつくる

夜はぬるめのお湯に湯舟にゆったり浸かり、ペパーミントや柑橘系の香りで気の巡りをサポート。

「がんばる」よりも、「流す」ことを意識してみましょう。


olga volkovitskaiaによるPixabayからの画像

 

啓蟄の養生食材

春は「肝」の働きが活発になる季節。
巡りを助け、余分な熱をこもらせない食材がおすすめです。

◆おすすめの食材

菜の花 春の代表的な野菜。ほろ苦さが気の巡りを促し、体内の滞りを外へ出します。

新玉ねぎ 血液をサラサラにし、ストレス緩和にも。
生でも加熱でも◎

いちご 潤いを補い、春の乾燥やほてりをやわらげます。


PeterによるPixabayからの画像

 

◆養生レシピ◆

菜の花と新玉ねぎのさっと和え

~材料~

菜の花・・・1束

新玉ねぎ・・・1/2個

塩・・・少々

ごま油・・・小さじ1

白ごま・・・適量

~作り方~

  1. 菜の花はさっと茹で、水気をしぼる
  2. 新玉ねぎは薄切りにして軽く塩もみ
  3. ごま油と白ごまで和える

春の苦みと甘みがやさしく広がる、身体を目覚めさせつ一皿です。

菜の花の鮮やかな緑を引き立たせてくれる器にそっと盛り付ける時間も、自分の内側のバランスを整える小さなアートセラピーです。


Taras YasinskiによるPixabayからの画像

 

啓蟄ころの暮らし方

啓蟄は「準備から実行へ」と移る小さなスタート地点。
大きなことを始めなくても大丈夫です。

自然に寄り添う生活のヒント

・クローゼットを少し春仕様にする
・新しいノートを使い始める
・散歩コースを変えてみる

そんな小さな変化が、
春の流れに自然と乗るきっかけになります。

土の中から芽が顔を出すように、
あなたの中の「やってみたい」も、そっと外へ・・・
本格的な春分に向けて、いまは軽やかな一歩を。

 


Yen NguyenによるPixabayからの画像