二十四節気【大暑】7月22日~8月6日(2025年)
太陽と植物のちからで、心と体をととのえる
「大暑(たいしょ)」は、一年のうちで最も暑さが厳しくなる頃。2025年の大暑は7月22日にあたります。蝉の声が響き、日差しは強く、草木は生き生きと指月季節。自然はエネルギーにみちあふれていますが、人の体はその分、疲れやすくなる時期でもあります。
庭では夏野菜が色づき、ハーブたちも香り豊かにそだちます。朝夕の涼しい時間に水やりをしながら、土のぬくもりや風の音に耳を傾けてみましょう。
「心(しん)」をいたわる
東洋医学では「夏は心を労わる季節」。
この時期の五臓は「心(しん)」、五行では「火」に対応し、情熱や活動力の象徴でもありますが、暑さが過ぎると気が消耗し心身の不調につながることも・・・
火照りやのぼせ、不眠、焦りやすさを感じたら、それは「心の火」が過剰になっているサイン。
庭の緑や水音に身をゆだね、自然の“陰”の力でクールダウンしましょう。
◆身体を整えるポイント◆
涼と静を意識すること。
庭の緑陰や風鈴の音、水辺の植物を見ることで、「火の気」を和らげ、心のバランスを取り戻す助けになります。

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ハーブと夏野菜で、体の中から涼しく
この季節は、水分を補いながら、体の熱を優しく冷ましてくれる食材が大切です。
ガーデンから摘んだハーブや夏野菜を活用して、体の中から整えましょう。
◆おすすめの食材◆
・スイカ、きゅうり、トマト(熱を冷まし、潤いを補う)
・しそ、ミント、バジル(清涼感とリラックス効果)
・緑豆、とうもろこし(利尿作用と疲労回復)
きゅうりとミントのヨーグルトサラダ ~心と体をクールダウン~
材料:きゅうり…1本 プレーンヨーグルト(無糖)…5~6枚 塩…少々(約小さじ1/4) クミンパウダー…少々 オリーブオイル…小さじ1
*お好みで:レモン汁少々、ブラックペッパーやナッツをトッピングしても◎
- きゅうりを薄切りにする…塩ひとつまみ(分量外)をふって分ほどおき、水分が出たら軽く絞ります。
- ミントを刻む…ミントの葉は細かく刻んで香りを引き立たせます。
- ヨーグルトと和える…ボウルにヨーグルト、塩、クミンパウダー(風味付け)を入れて混ぜ、きゅうりとミントを加えてざっくり混ぜます。
- オリーブオイルを少し垂らし、器に盛りつけて完成!
きゅうり:体の熱を冷まし、利尿作用、水分補給にも最適
ミント:香りでリラックス、気のめぐりを良くしてくれます
ヨーグルト:胃腸にやさしく、腸内環境を整える効果も。

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五感で感じる、夏の心地よい時間
◆自然に寄り添う生活のヒント◆
大暑の時期は、「頑張りすぎない」ことが何よりの養生です。植物のように、自然のリズムに合わせた暮らしを意識してみましょう。
・朝の光を浴びながら、ゆっくり深呼吸
・風鈴や水音で五感をととのえる
・青やガラスの器など、”目”から”涼”を感じる演出もおすすめです
青やガラスの器など、”目”から”涼”を感じる演出もおすすめです

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自然のリズムで暮らしをととのえる
暮らしの中に小さな”涼”をちりばめながら、心も体も軽やかに。
自然とともにあるグリーンケアの時間が、この夏を乗り切る優しい力になりますように。