二十四節気【小雪】11月22日~12月6日(2025年)
静かに冬が始まる頃
「小雪(しょうせつ)」は、わずかに雪が降り始める季節の節目。まだ本格的な雪ではなく、冬の入り口の冷たさが空気に漂います。
日差しは弱まり、風が冷たく、木々は葉を落としていよいよ冬支度。自然の静けさに耳を澄ませ、心もそっとペースダウン。家の中で時間を心地よくする工夫が豊かな季節を育みます。
「温」と「養」で守る、季節の整え方
東洋医学では、冬の入り口であるこの時期は「陽」を養い、「陰」を守ることが養生の基本とされています。つまり、冷えから身を守りながらエネルギーを蓄えることがポイントです。
◆身体を整えるポイント◆
・からだを冷やさない:特に首・腰・足首を保温
・温かい食事と飲み物をこまめに
・黒い食材で腎をサポート(黒豆・黒ゴマ・きくらげ など)
・深い呼吸と軽いストレッチで巡りを促す
・気持ちの冷え=不安や孤独感も、ゆっくり温めて
静かに自分と向き合い、内側を満たす季節です。

Annie SprattによるPixabayからの画像
冬支度のからだにやさしい一皿
この時期におすすめなのは、れんこん・かぶ・長ねぎなどの白い食材。
これらは「肺」を潤し、乾燥によるのどの不調や肌荒れを防いでくれます。
また、黒ごま・黒豆・きくらげなどの黒い食材も「腎」を養う助けになります。
旬の大地の恵みは、冬をの超える力になります。
◆おすすめの食材◆
・里芋:消化を助け、気を補う
・白身魚:体を温め、弱った胃腸にもやさしい
・黒ごま・黒豆:腎を養う
~里いもと白身魚のほっこり煮~
材料(2人分):里芋…5~6個 白身魚(タラなど)…2切れ 生姜(千切り)…1かけ 塩麹…大さじ2 だし…300㎖ ねぎ…適宜
- 里いもの皮をむき下茹でする
- 鍋にだしと里いもを入れ、弱火でコトコト煮る
- 白身魚としょうが、塩麹を加え、さらに煮る
- 里いもが柔らかくなったら、ねぎを添えて完成
ほんのり塩麴のやさしい味が、芯までぽかぽかに。
ゆったり火にかける時間も、ひとつの癒しです。
器選びも工夫して、白い器に冬の色をのせるように盛り付けると、心まで整います。

Jill WellingtonによるPixabayからの画像
季節に寄り添う冬じたく
日脚が短くなり、心も少し内向きになる季節。無理をせず、心とからだをゆるめる時間を大切に。
◆自然に寄り添う生活のヒント◆
・朝晩の冷え込みが強まるので、首・お腹・足首を冷やさない
・夜は湯舟にゆっくり浸かり、体の芯から温める
・温かいハーブティーや生姜湯で、内側から「温」を補う
・落ち葉や木の実を使って、季節のアートを楽しむ(アートせラピー)
・乾燥対策に加湿器やアロマディフューザーを活用する
・早寝早起きを意識して、冬に備える体づくりを

congerdesignによるPixabayからの画像
自然のリズムで心を整える
小さな温もりを日々に散りばめて、ゆったりと季節を迎えましょう。