二十四節気【雨水】2月19日~3月4日】(2026年)
雪が雨へと変わり、命が動き出すころ
雪が雨へと変わり、凍っていた大地がゆっくりとほどけ始める雨水のころ。
山のゆきが解けて水となり、土にしみ込み、草木の芽が膨らみ始めます。
まだ寒さは残りつつも、自然界では確実に春の準備が進んでいる時期です。
陰の気がゆるみ、陽の気が少しずつ巡りだすため、
心も体も「動きたい」「変えたい」というサインを感じやすくなります。
一方で、環境の変化に影響を受けやすく、気分の浮き沈みやだるさを感じることも。
春へ向かうための心身の整え方
雨水の時期は、水分代謝や自律神経が乱れやすい季節。
冷えやすさと同時に、体内に余分な水分を溜め込みやすくなります。
無理に頑張るよりも、『巡らせる・溜めない・温める』を意識した養生がおすすめです。
◆身体を整えるポイント◆
朝は白湯や温かいお茶で内臓を目覚めさせ、日中は軽いストレッチや散歩で気と血の巡りを促しましょう。
夜は湯舟にゆっくり浸かり、ラベンダーや柑橘系の香りで呼吸を深く。
雨音や静かな音楽とともに、1日の緊張をやさしく手放す時間を。
この時期ならではの食材で簡単においしく養生
◆おすすめの食材◆
ふきのとう 春一番の山菜。独特の苦みは、冬の間に溜まった老廃物を外に出す助けとなります。
肝の働きを助け、気分の滞りを和らげてくれる食材です。
長ねぎ 身体を内側から温め、血行を促進。
寒暖差による冷えや風邪予防にもおすすめです。
はっさく・甘夏 酸味とほろ苦さが気の巡りを助け、重くなりがちな心と身体をすっきりさせてくれます。

Andreas GöllnerによるPixabayからの画像
◆養生レシピ◆
ふきのとう味噌
~材料~
ふきのとう・・・5~6個
味噌・・・大さじ2
塩麹・・・大さじ1
白ごま油・・・少々
※ほんの少しだけ甘みが欲しい方は、はちみつを「耳かき1杯分」くらいで十分
~作り方~
- ふきのとうをさっと茹で、水にさらしてアクを抜く
- 細かく刻み、水気をしっかり絞る
- フライパンに油をひき、弱火で軽く炒める
- 味噌と塩麴を加え、弱火でゆっくり練る
- 香りが立ち、まとまったら完成
※塩麴は焦げやすいので、必ず弱火で
雨水ころの暮らし方
雨水のころは、外に向かう準備期間。
焦らず、心と身体の流れを整えることが大切です。
お気に入りの器で温かい飲み物を楽しんだり、窓辺で雨を眺めながら呼吸をしたり、
水の音や香りに意識を向けることで、内側の滞りも自然とほどけていきます。
春はもうすぐそこ。今は、芽吹く前の静かなエネルギーを大切に育てていきたいですね。

giuseppebluによるPixabayからの画像

